皆さん、こんにちは。大西つねきの週刊動画コラム、本日3月4日の週刊動画コラムのテーマは「日本病の正体(4)」です。今日は釧路のホテルでお送りしております。普段の機材持ってきてないもんですから、今日は音楽はなしということで、たまにはいいでしょう。人によっては逆に音楽うるさいっていう方もいらっしゃるので、このまましゃべりたいと思います。ちょうど私、昨日から北海道ツアーに来ておりまして、今日これから釧路から帯広に移動して、帯広、それから、そのあと富良野、旭川、札幌と回っていきます。そのツアーの詳細はまた下のところに出したいと思いますけれども、お時間ある方はぜひいらしてみてください。ということで、4回目ですかね、ずっと皆さんにお送りしてる日本病の正体ということで、初回は稼ぎすぎた黒字、それがすべて海外に貸しっ放しっていう状態。結局その黒字を稼ぐために、急激な円高になった中、我々はずーっと自分たちの賃金を削り続けてきた、売り上げを削り続けてきたということ。そして、そもそも何でそういうことをやり続けたかというと、我々自身が考え方を変えなかった、ずっと同じことを戦後70年間、最初の40年間はよかったかもしれませんけれども、戦後復興が成ったあともひたすら同じことをやり続けてきたという、その我々の考え方の問題。それから、第3回目は土地の問題ですね。これは実は皆さん薄々気づいてると思います。何かが根本的におかしいと。何で土地を借りるとか、それから、マイホームを買うために本当に長い間住宅ローンに追われて、金利に追われて、自分たちの本当に多くの時間、自分たちの人生の多くの時間をそのために費やされ続けるのかという、根本的に何かがおかしいんです。そのことについて話しました。今日第4回目は、じゃあどうしたらいいのか、どうしたらよかったのかという話をしたいと思います。

まず、どうしたらよかったかっていう、最初の黒字の話から始めたいと思います。黒字というのは基本的に使わないと意味がないんですね。最初に話したとおり、3兆ドル、300兆円以上の外貨資産を海外に持っていたとしても、外貨というのはその国で使われて、要するに投資、貸してるわけですから、その国で使われて、そのお金を使って作り出された価値後かサービスっていうのはその国の人たちに渡される、その国の人たちに提供されます。ですから、我々は全くその恩恵は受けられないんですね。我々が稼いだ黒字を自分たちのために使うには、それを使って何か実体価値を買ってくる必要があります。お金だけ、例えばドルの札束だけ持ってきても何の意味もないわけですから、それを使って買うしかない。だけど、日本国内でドルで買えるものは基本的にないですから、海外から買ってくるしかないんですね。もう私よく言いますけど、それこそグアムとかハワイを買ってくればいいって言うんですが、そんなこともう無理な話なんで冗談にしかならないんですが、それを使って何かを買ってくる。それはどういうことかっていうと、どうやったらそれができるかというと、基本的に内需拡大と、それから輸出を減らして輸入を増やすことなんですね。具体的にどうやればいいかというと、フェア党はもうはっきり言ってます。これを黒字還付金として1人100万円、大体合計130兆円ぐらいになりますが、まずはお金を作ってみんなに配る。もちろんお金を作って配るっていっても、お金を、現金を配るんじゃなくて、政府がお金を作って、それを日銀に預けます。例えば130兆円紙幣を作ったとしますね。政府通貨、政府紙幣を作ったとしますと、政府がそれを日銀に預ける。日銀はそれを政府から受け取って、これが新しい政府通貨、僕は1兆円紙幣でいいって言ってます、1万円紙幣じゃなくて。1兆円紙幣を日銀が預かると、日銀はそれを金庫に入れます。金庫に入れたときに、日銀はそれを、要するに政府から預かったわけですから、政府預金口座に130兆円と数字だけ書き込むんですね。これでおしまいです。あとは政府はそれを送金で各人に、みんなに送金していくと、皆さんが受け取るときには自分の預金残高が、例えば今まで50万円だったとこに1人100万円配られると、50万円が150万円と数字が増えるだけですね。それを皆さん使うときには今までどおりの1万円札で引き出して、今までどおりに送金するので、それがもともと政府の通貨、政府通貨、新しい1兆円紙幣で作った130兆円だなんてもう全然関係ない、知るよしもないです。その130兆円の政府通貨っていうのは日銀の金庫に入ったまま全く出てきません。こういった方法、お金を作って皆さんに配る、もちろん配るときには送金で配るので、新しい政府通貨みたいな新しいお金が配られることはないです。今までどおり全く変わりません。これをやると何が起きるかというと、1人100万円配るわけですから、そうすると、皆さん今までみたいに働かなくてよくなるわけですね。例えばパートに出ていたお母さん方が、週5日出ていたのが2日でいいとか、または出ないとか、そうやって皆さんが働くのをやめる。それから、普通の働いてる方々も週休2日じゃなく3日でいいんですね。そのぶん少なく働けばいいわけです。少なく働くと、当然、生産性は落ちます。そうすると輸出も減りますね。そういう余暇の時間が増えたぶん、皆さんが働かなくて、そのぶん何かほかのことに使います。レジャーとか、ただ休むんでもいいかもしれませんが、いずれにしても、何かそうやって売るとか何とかそういう生産活動じゃないことに使っていくと、国内の売り上げは増えますけど、結局、輸出っていうのは減っていきますね。そして中の、要するに国内の売り上げが増えることによって、今度は輸入が増えることになる。皆さんがたくさん移動してガソリンを使えば原油の輸入も増えますし、資源の輸入が増える。そうすると、輸入が増えて輸出が減るんで、もしかしたら赤字になるかもしれない。それが黒字の使い方です。そうやって黒字を、赤字になれば今まで3兆ドル、300兆円相当以上稼いでいたものが、例えば今でも日本の経常収支っていうのは年間、まあ10兆円までいかないですかね、プラスなんですね、それでも。それがもしマイナスの10兆円、赤字になったとすると、それでも300兆円ぶん以上の黒字が、対外純資産があるわけですから、30年以上の猶予があります。そうやって皆さんがためすぎた黒字を皆さん自身のために使っていく。それは本当に黒字を直接使うっていうんじゃなくて、皆さんにお金を配ることによって、皆さんの行動が変わることによって、輸入が増えて輸出が減って、そして、赤字になれば初めてその黒字を使うことになる。そうやって使っていく必要があるんですね。それを我々はやらなければいけなかった。もう30年以上前に、その頃、内需拡大っていう言葉がはやっていて、今となってはもう皆さん忘れてしまった言葉かもしれませんが、改めてそれをやる必要があるんですね。今でもやる必要があります。我々はそれをやる必要が、やらなければいけなかったということですね。

それからもう一つ。だから要するに、「日本病の正体」で1番目の黒字の問題と、それから2番目の我々の考え方の問題、経済構造の問題、そこにももちろん密接にかかわっていて、そうやって考え方を変えることによって、輸出主導の産業構造からもっと内需拡大型、国内でやらなければいけないことがいっぱいあるので、特に介護とか教育とか、子どもたちの教育、それから、医療もこれからご高齢者が増えるにしたがって充実させなければいけない部分だと思いますが、そこのところにどんどん、ただ政府通貨を作って配るだけじゃなくて、それをどんどんどんどん振興しなければいけない業種に投入していくと。それをやって、そちらのほうに大規模に就業人口を移転さしていくということが必要になります。これはもう国家がちゃんと方向性を示してやらないとできないんですね。それをやっていく。それから「日本病の正体(3)」で話した土地の問題、これも、まあこれはあまり講演会とかでも話してないんです、これ話しだすと本当に長くなるんで、ただ本には書いてあります。土地を公営化する必要があると思ってます。そのやり方、基本的に土地の処分権を停止して、そして、土地を私有じゃなくて土地を使用するという、持つんじゃなくて国から借りるというかたちに順次移行していく。強制的に接収するとかそういう話ではなくて、詳しくは私の新しい本を読んでいただければわかると思いますが、結局、それで何をしようとしてるかというと、これは短い時間で説明するの難しいんですけれども、土地を公有化することによって、一つは土地を民間が民間に売れなくすると。売りたいときは国に売ってくださいってかたちにするんですね。もちろん強制的に取り上げるとかいう話じゃなくて、売りたいときには民間に売るんじゃなくて、要するに政府に売ってくださいというかたちにするのと、逆に、今度は民間がその土地を売りたいときは国は買わなければいけないという、その二つの施策を組み合わせます。これによって売りたい人は国に売れるようになります。要するに、売りたい人(がいたとき)は国は買わなければいけないというかたちになる。そうすると、実はたくさんの人たちが、今、土地を売れなくて困っていたりとか、もちろん国が高く買うとは限りませんが、売ることができる。そうすると、今まであまり利用効率が低かった、ばらばらに持っていた土地がだんだん集約されて、もっといろんなほかの利用方法が出てくる。それから、これによって、例えば自分の住んでいる土地を国に売る。例えば3000万円ぐらいの土地を持ってる人が、その土地に住み続けるんだけど国に売ってしまう、政府に売ってしまう。3000万円で売って、今度は使用料を、例えば年間100万円ぐらいの使用料を30年間払い続ける。要するに、3000万で売って、その3000万を今度使用料として払い続けて、30年払いきったときには本人に関してはずっと無料で使える、そんなような施策をフェア党は考えています。これによって何が起きるかというと、これ、実は3000万円の無利子の住宅ローンと一緒なんですね、政府による。例えばそれによってどういうことができるかというと、もしその3000万の土地を持ってる人が3000万円の銀行からの住宅ローンを借りていたとします。そうすると、政府に土地を売ることによって、その3000万円を返すことができるんですね。そして銀行に3000万円返す代わりに、3000万政府に土地の使用料として払っていく。大きな違いは利子がつくかつかないかなんですね。それによって、「日本病の正体(3)」でお話しした、膨大な金利が実は単なる所有権の移転にすぎない土地の売買に膨大な借金とお金が発行されて、そこに膨大な金利がついてるんですね。その金利っていうのは必ず何かのものの値段に含まれていきます。それを結局みんなが払い続けて、要するに、借金が多ければ多いほど利息のぶんも多くて、そこで集められた利息というのはどんどんどんどんお金を持ってる人たちのとこに集められていく。つまり、こういう土地の私有制度を順次移行していって、そうやって住宅ローンを抱えてる人たちを金利の鎖から解き放つことによって、社会全体に巣食っている膨大な借金と膨大な利息を少しずつ駆逐してくことができる。これによって、借金と金利に縛られた多くの人たちをその鎖から解放することができる、そういう施策です。今日だけの説明だと、土地の公有化の部分、なかなかわかりにくいかもしれません。これ説明するの大変なので、ぜひ本を読んでみてください。これは単純に土地の利用効率とか、そういった問題もありますけど、そうじゃなくて、とても大きな金融的な問題の背景があるんですね。「日本病の正体(3)」のところでお話ししたように、本当にただの所有権の移転という土地の売買、もう何も作り出さないのにもかかわらず、そこに銀行がローンを発行する、ローンを、お金を貸すっていうことによって、膨大な借金とお金が何にも価値は生まれていないのにこの世に吐き出されていて、そこにかかる膨大な金利っていうのは、結局、何かに我々がお金を払うたんびに集められていって、どんどんどんどん格差が広がっていくという、そういう仕組みです。ですから、そういう金融的な背景も含めて、この土地の問題っていうのは本当に解決しなければいけない問題です。それから、もっと本当におっきな観点で言うと、人が、我々が生まれてきて生きてる間に土地なんか使えればいいんです。別に持つ必要ないし、それを子どもに残すとか、そういったことももう本当に狭い了見だと思います。

もう宇宙人から見れば、よく私、宇宙的視点って最近言うんですけど、もう土地に見えない線を引いて、自分のもんだとかおまえのもんだとか、もっと言えば国境なんかもそうなんですけども、見えない線を引いて、こっちの国、おまえの国とか言って争い合ってるとか奪い合ってるという、そういうくだらないことは本当に近い将来なくなると思ってます。ですから、そういった大きな方向性に進む意味でも、こういう土地の問題とか、所有権の問題、そういう奪い合いっていうのを、自分が所有する、他人には所有したものを使わせないとか、使うときにはお金を取るとか、そういう狭い了見からだんだん脱却していく必要があるんじゃないかというふうに私は思ってます。最後はだいぶおっきな話になりましたが、基本的におっきな方向性はそういう方向性で、詳しくはぜひ私の新しい本、『私が総理大臣ならこうする』という本を読んでみてください。そこにはそういうおっきな話とか、土地の公有化をどうするかとか、そういうちょっと細かい話とか、いろんなことが書かれています。もう包括的にこの国をどういう方向に向ければいいか。それによって今度は我々日本という国が世界にどんな影響を与えて、日本から世界を変える可能性があるという、そういうもうおっきな方向性がそこに書かれていますので、ぜひ読んでみてください。私はもう日本という国は、日本経営、日本の国家経営っていうのは日本にためにならずだと思ってます。日本人だけのためではなくて、本当に世界中の人たちのフェアな共存のために、そのモデル社会を作るという、そういう大きな使命を帯びてると思いますので、もし皆さん、その考えに賛同していただければ、私大西つねき、それからフェア党に皆さん一人一人が持っている力を集めていただきたいと思います。ということで、大西つねきの週刊動画コラム、今日は釧路市のホテルの中からお送りしております。来週もお楽しみに。

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