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2017.12.18「財源論をぶち壊せ」

大西つねきの週刊動画コラムvol.6

· 週刊動画コラム

皆さん、こんにちは。大西つねきの週刊動画コラム、本日12月18日のテーマは「財源論をぶち壊せ」です。今、まさに与党の税制改正大綱が出てきて、850万円以上の世帯の増税とか、生活扶助費の切り下げみたいなものが話題になっています。もう本当に大間違いのこんこんちきです。何がそんなに間違ってるかというと、これはもう本当に根本の議論の土台、出発点が根本的に間違ってるんです。もうそれこそ太陽が地球の周りを回ってるぐらい大間違いです。何でそもそもこんな増税とか生活扶助費の切り下げみたいな話になるかというと、すべての出発点は財源がないとか税収が足りないと。だから税金を上げなければいけないとか、支出をカットしなければいけない。そういった議論が当たり前で、もう毎日行われていて、それがずーっと動かして、もちろん政治家、官僚、マスコミの人たちもその議論の上に乗っかってすべてを決めている。これは本当に由々しき事態です。これを本当に根本的に壊さないことには日本の未来っていうのは本当に暗いというか、本当に社会がどんどんおかしくなってしまいます。そこから根本的に壊さなければいけないんです。私が基本的に既存の政治家とか政党の方々、否定するという言い方まではあまりしたくないんですが、もうこれではだめだと思う最も大きな理由というのは、この財政の議論、そもそも財政金融の根本が実はわかっていない。そういった人たちが今までどおりの仕組みに従って、ただ税収の範囲内で予算を決めてくという、そういったことをいつまでもやり続けている、それではいつまでたってももうどうしようもないということ、その根本がわかっていないことには結局まともな仕事はできないから、もうこれじゃだめだっていうことを言ってるんです。特に国会議員なんていうのは、国会開かれてるうちの半分ぐらいは予算決めをやってます。財政金融の根本の仕組みがわかっていないで、ただ本当に今までどおり税収の範囲内で予算を組むなんてことをいつまでも、いくらやっていても結局これはどうしようもないんです。その考え方そのものが根本的に間違っている。だから、いくら、例えば今回与党がそういうことを言いだしたことに対して、野党が税金を上げないとか生活扶助費を削らないとか、いくら耳ざわりのいいことを言ったとしても、もういつまでたってもこの財政金融、同じ議論の土台に立ってる限りは言うだけ番長です。絶対にそんなものは実現できないんです。何でかというと、すべての財政金融の議論の出発点から根本的に直していかないとまともな議論はできないからです。そもそも今までどおりの考え方、税収の範囲内で予算を組まなければいけない、その考え方がもう既に全く時代遅れなんです。そんなものは本当に昔の話です。

日本の財政っていうのは、今、50兆円の税収に対して100兆円の予算を組んでます。50兆円の予算に対して100兆円の予算を組んでる。それが当たり前になってます。よく財源論を言う人、財源がないって言いますけども、財源なんかもうないじゃないですか。(笑)。50兆円の税収しかないのに100兆円の予算組んでるんですよ。財源なんて関係なく予算組んでるということです。それから、もう税金なんて意味がないということは、それがいえるのは、じゃあ、50兆円の税収で100兆円の予算を組むんであれば、税金なんかなくしてゼロにしてしまって予算を50兆円に削ったって同じことですよね。50兆円ぶん借金で作り出して平気で使ってるわけですから。じゃあ税金の意味って何なの?っていう話です。ですから、よくそういう財源論、税収がどうのこうの言う人は、そもそもそんなものでは、この20年間、日本の財政はやっていないということを、まあ知らないのか無視してるのか、それが変わる、変えられるという幻想をいつまでも抱いてるのかわかりませんが、根本的にもう財源論なんていうのはとっくの昔に、この20年間もう吹っ飛んでしまっているということ。そして、それでも日本の財政は動いてるということです。何でそんなことが可能なのか。一般家庭だと、50兆円っていうのは額が大きすぎるんで、例えば50万円の収入で100万円の予算なんて組めません、普通は。企業もそうです。でも、そういう一般企業とか家庭とかと国の財政って根本的に違うんですね。国はそれができる。なぜかというと、国はお金を作り出すことができるから。集めたものを使う、集めたものの範囲内でやるっていうのは実はとても昔の発想なんですね。それこそどれだけ昔かというと、年貢米の時代の発想です。例えば年貢米というのは集めないとないですよね。ですから集めないと使えないわけです。集めないと分配もできない。それ以上のものはもう、実物ですからどうしようもないわけです。だけど、お金っていうのは実は、皆さん、紙幣を見てるとお金ってあるように思いますが、実はお金っていうのはほとんど全く存在しないものなんです。この説明はまたこのシリーズのあとのほうでしますけれども、存在しないものを、これは概念にすぎないんですが、それを作り出して使ってるにすぎないんです。だから、日本の政府が50兆円の税収で100兆円の予算を組んで、それでできるのは、50兆円ぶん借金でお金を作り出して、そしてそれを使ってるからそれができるんです。国の財政はそれができるんです。ですから、根本的に税収の範囲でやるとか収入の範囲内でやるとか、そういう一般の家庭とか企業の見方、考え方で国の財政っていうのは考えちゃいけないんです。しかしながら、そのレベルでしかものを見られないような人たちが今の国政を動かしているので、いつまでたってもわれわれはそのどうしようもない財政議論から抜け出せないんです。

今、本当にわれわれがここでやらなければいけないのは、この本当に間違った財源論を根本的にぶち壊すことです。そこから今始めていかないと、これはもう右とか左とか、与党とか野党とか、そんな話ではもうないんです。いくら、右でも左でも、与党でも野党でも、同じこういう財政議論をしてる限りは、われわれが直面してるたくさんの大きな問題、特に経済の問題、それから、その経済から派生しているたくさんの社会的な問題、社会的な格差の問題とか不公正の問題、こういったものは残念ながら解決しないんです。ですから、本当にわれわれがこの社会、日本の社会をよりよいもの、たくさんの問題を解決したいと思えば、まずわれわれがどっから始めなければいけないかというと、今の与党がとかそんな話じゃなくて、与党も野党もはっきり言って全く一緒です、そういった意味では。今の財源論の土台の上で議論をしてる限りは、誰が政権を取ったって、どっちが政権を取ったって結局大差はありません。根本の財政議論、今の金融の根本の仕組み、それをそこからちゃんと変えてく必要がある。それをちゃんと多くの人たち、皆さん自身がちゃんと理解したうえで、そういった考えを持った政治家、政党、そして政権を自分たちの手で作り出していくという、そっから始めていかなければ結局何も変わりません。皆さん、ぜひ本当にそういう根本の仕組みを知っていただきたいと思うんです。それを知らずに、ただちょっとよさそうな人、ちょっとよさそうな政党が出てきただけで、それで右往左往してる限りは結局何も変わりません。ですから、ぜひこの根本を理解していただきたいと思います。

今日のテーマは「財源論をぶち壊せ」です。今、本当にわれわれがやらなければいけないのは、いつまでもこの財源論に縛られること、この考え方そのものを改めるということ。そして、そのためにわれわれが理解しなければいけないのは、じゃあ何でこんなふうになってるのか、お金ってそもそもどうやって作られているのか、発行されているのか。政府が借金でお金を作り出してるというふうに今日私は言いました。それがどういうことなのかということをちゃんと理解することです。次週はこのお金の発行の仕組みの根本のところ、どうやってお金は作られているのか、どうやって発行されているのか、日銀が発行してると思ってるあなた、そうではありません。ですから、ぜひ来週見ていただいて、まずはお金の発行の仕組みから理解していただきたいと思います。今日のテーマは「財源論をぶち壊せ」、まさに本当にこの財源論ぶち壊しましょう。そこからすべてが始まっていきます。そして、来週はお金の発行の仕組みについて話したいと思います。ぜひ来週もご覧ください。お楽しみに。大西つねきの週刊動画コラムでした。

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