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2017.11.20「何故、あえて政治家か?」

大西つねきの週刊動画コラムvol.2

· 週刊動画コラム

皆さん、こんにちは。私、大西つねきは、まだ議員バッジを付けていませんが、あえて「政治家」という肩書を自分で掲げて活動しています。
今日は、「なぜ、今、あえて政治家なのか?」ということを、「これまで政治家をやろうと思った経緯」も含めて、皆さんにお話します。

まず、「政治家とは何か?」ということについて話します。
もちろん、国会議員や地方議員の議員バッジを付けている方々が、一般には「政治家」と言われています。
しかし、私の考える政治家の在り方、「政治家」の定義はちょっと違います。
私は「政治家」というのは、「自分の確固たる考えを信念として持っていて、その旗を振り続ける人」だと思っています。
その旗を皆さんに選んでもらえれば、国会議員や地方議員の議員バッジを付けて、それを実行する立場になれます。
しかし、仮にそうじゃないとしても、自分の考えを掲げ続けて、それを皆さんに伝え続けて、いつか時代がそれを必要とした時のために、その考えを広めていく。
そういう役割の人が、私は「政治家」なんだと思っています。そして、議員バッジを付けたら、その考えの下に政策を実行していく。

この前の衆議院選挙では、私はまったく議席を取るどころではありませんでした。
しかし、ごく一部の人達しか支持してくれなくても、その考えを決して降ろさずに掲げ続けることが、今はとても大切なことだと思っています。

昨日、支持政党の世論調査結果が発表されました。
「支持政党なしは、さらに増えて40%を超えている」という、一番支持されている自民党よりもはるかに多くの「支持政党なし」の人達がいる。
それは要するに、既存の政治家や政党の中に、自分達が選びたい考え方、選びたい人はいないということです。その中には選択肢が無いということです。
政治家のバッジを付けていない人達が、自分の考えをきちんと掲げ続ける、旗を振り続ける、それをしていなければ、異なる考え方が必要とされた時に、その考えがまったく俎上にも上らなくなってしまいます。
ですから「自分の考えを持って、その旗を振り続ける人」が、私の考える「政治家」です。
選ばれなかった今だからこそ、自分の考えをずっと旗として振り続ける。そういった意味で、私は「政治家」なんだと思っています。

「なぜ、こんなことをやるようになったのか?」という、そもそも政治家をやるきっかけに遡ると、おそらく、私が大学を卒業してから銀行員時代、そこまで遡ることになります。
もしかしたら、もっと遡るかもしれませんが、今回はそこまで遡らず、銀行員時代から話しを始めます。

私は大学を1986年に卒業しまして、JPモルガンというアメリカの銀行に就職して、最初に資金為替部で為替ディーラとして働き始めました。
プラザ合意の翌年に入行しましたから、もの凄い勢いで円高が進みドル・円の為替レートが動く中で、やりがいのある楽しい仕事でした。
それをずっとやり続けて、JPモルガンに5年間ぐらいいて、その後はバンカース・トラストという別の銀行に移って、だいたい10年間ぐらい非常に充実した毎日を過ごしました。

しかし、ある時からだんだん疑問に感じ始めました。
為替マーケットでは、お金でお金を作り出すだけ、お金の売り買いの差益で儲けるだけという、何も作り出さない中で、お金だけを動かします。そして、為替はゼロサムゲームです。
ですから、為替ディーラがお金を動かして、銀行がお金を儲けてしまえば、実需となる、モノを作って生活している人達から、そのお金を奪うことになります。
仕事の意味を考え始めた時に「一生かけてやる仕事ではない」と思って、銀行を辞めて、IT系・インタネット系の自分の会社を作りました。

インターネットも、その前にやっていた為替ディーリングも、基本はかなりバーチャルで、実際に何かを作り出す感じはありませんでした。
そこで、ある程度、軌道に乗った後は、今度は自分で何かを作って売る商売がしたくなって、自宅のすぐ近くにナポリピッツァの店を開きました。
そんなことをしながら、何とか子供3人の家族5人が何とか問題なく暮らせるようになった頃、2008年に大きなきっかけとなる、世界金融危機が起きました。
その時、私は為替・金融業界から離れて10年以上経っていましたが、あらためて、何が起きたのか?を調べました。
調べた結果、CDS(Credit Default Swap:債券に対する保険)や、CDO(Collateralized Debt Obligation:債務担保証券)などの金融商品を作り出して、詐欺まがいのことをやっていたことが分かりました。
そして、今の金融システムが本当に破綻に向かっている、実質、破綻していることがよく分かりました。
この2008年の出来事が、まず一つの大きなきっかけとなりました。

しかし、だからといって、当時、私はIT会社をやっていたり、ピザ屋をやっていましたので、それに対して何もできませんでした。
そして、その後、今度は2011年に、あの震災がありました。あの時に「何かが間違っている」と感じたことがいくつかあります。

その内の一つは、被災地である石巻で3月に震災があって、5月ぐらいから巨大な建物の建設が始まったことです。
当初、私は「何か復興に役立つものができるんだろう」と思っていたのですが、何ヶ月かして「その建物は何か?」が分かった時に、本当に衝撃を受けました。それは巨大なパチンコ店だったんです。
一方、被災地の方々に話しを伺うと、「街灯すら流されてしまって、夜は真っ暗で本当に怖い」という話しをされます。
その話しを行政・市役所に持っていっても、「予算が無くて、お金が無い」などと言われました。
予算が執行されるには時間が掛かるから、すぐに街灯が立つわけではありません。
一方、パチンコ店は、早くお金を儲けるために、さっさと動いてすぐに作られます。
これが、今の金融経済の仕組みであり、お金は結局、儲かるところにしか行かないということです。

被災者の方々は何に困っているのか?を突き詰めると、結局、お金に困っていることが分かります。
津波で仕事場も流されてしまって、そして家も壊されてしまって、まず何に困るかというと、お金に困るという状況です。
支援金が300万円、赤十字からの義援金が300万円、合わせて600万円が配られたとしても、家を直すのに1000万~2000万円かかり、そしてしばらく仕事が無い状況で、いまだに避難所にたくさんの方が住んでいらっしゃいます。
私は元々、金融関係の人間ですから、そういう状況では、お金は儲かるところにしか行かないことをよく知っています。
でも、「その当たり前が、本当に当たり前でいいのか?」ということを大きく疑問に感じました。

それからもう一つ、今の予算配分の仕組みに関しても、大きな疑問に感じました。
ちょうど2011年の3次補正で、私の記憶が確かであれば、13兆円ぐらいの復興予算が付きました。あの時、かなりの金額が一度に付いたんです。
それがどれだけ執行されたか?を2012年3月末に調べて、ほとんど使われていないことが分かりました。
たとえば雇用対策で厚労省から何千億円単位の予算が付きましたが、使われたのが1~2割で、ほとんど使われていなかった。
総額13兆円の予算が付いたとしても、霞が関の各省庁の官僚が「被災地ではこういったものが必要だろう」と、いろんな事業に分けて予算を付けていくわけです。
だいたい15省庁の500事業ぐらいに対して、総額13兆円の予算を付けて、各々の事業には色々な条件が付くわけです。
たとえば、雇用対策にしても、何か他の事業の助成を受けていないと、その対象企業にはなれないなど、様々な条件が付いて、予算が使えなくなるのです。
また、あれだけの被災・震災があった時に、新しく500事業もできて、それが各自治体に下りていったところで、十分に調査するマンパワーは役所には無いですし、それを知らせることも本当に大変です。そもそも情報網以前に、通常の生活が破壊されてるわけですから。
13兆円トラックで13兆円分を運べるはずが、13兆円トラックの中に500ヶの小さな一つひとつの事業の箱が入っていて、その一つひとつの箱に入れないと、もう何も運べないような状況でした。
そのような状況が2012年3月末に見えた時に、「お金の使い方や予算の決め方を、もう一度、根本的に考え直さなければならない」と私は思いました。

金融の根本的な問題解決が私の政治家としての大きなテーマです。
これを解決するためには、中央政治を変えていかなければなりません。
そのため、2011年7月に政治団体を設立して、6年以上ずっと活動しています。
震災後、原発問題などで日本が分断されていたので、もう一度、日本を丸くまとめることを意図して、政治団体の当初の名称を「日本一丸」としました。
その後の世の中の動きによって、違う方向にイメージを持たれる、解釈されることがあったので、本来の理念に基づいた「フェア党」という名称に変えて活動しています。
基本的に、やろうとしていること、理念はまったく一緒です。

震災の問題の本質とは、震災という一つの出来事をきっかけに、突然、貧困に突き落とされてしまった人達が、被災地に大量に発生したことです。
別の原因でも、たとえば、病気になったり、シングルペアレントになったりして、貧困に突き落とされてしまうことが、全国でたくさん発生しています。
その本質を考えてみると、我々が本当に解決しなければならないのは、単に震災復興ではなく、何か事件・出来事があった時に、一気に貧困に突き落とされてしまって、セーフティネットで対応する状況ではなくなっていることです。
たくさんの人達が、本当にギリギリの状態で、生活せざるを得ない状況になっています。
そのため、今の金融システムや経済の仕組みを根本的に変えるための政治活動をしています。

今は、まだバッジを頂けていませんが、「フェア党 大西つねき」が主張している「金融システムの根本的な変革」をやらなければ、日本だけでなく、世界規模で、貧困にあっという間に突き落とされてしまう人達が、ドンドン増え続けていくでしょう。
一方、世界では1%以下の人数で50%以上の富を握っていて、激しい富の偏在が世界規模で起きている。
それが本当の根本の問題だということ、そしてそれを変えなければならないと考える人達が、必ずこれから増えていく。
その人達が「どの政治家や政党を選べば良いのか?」と探した時に、すぐに見つけられるように旗を振り続けることが、私の仕事・ライフワークと考えています。

前回の衆議院選挙では全く票は取れませんでしたが、まずは第一歩を踏み出しました。
そして、この旗を振り続け、この考えを伝え続けることを、これからもやり続けます。

毎週月曜日配信「大西つねきの週刊動画コラム」も続けていきますので、これからもご覧になって下さい。
そして、ちょっと面白いなと思ったら、是非、拡散して頂きたいと思います。
他にも、金融の動画、経済の動画、講演会の動画もアップしています。
「週刊動画コラム」をきっかけに、これらの動画も観て拡散して頂ければ、より多くの人達に、より早く考えが伝わって、そしてそれを実行するための環境が早く整います。

「大西つねきの週刊動画コラム」、今日はこの辺にします。皆さん、ありがとうございました。また観て下さい。

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