まず、こちらにお越しいただき、ありがとうございます。『マイケルの遺した言葉』を運営している大西です。最初にお断りしておきますが、こちらはマイケルとは全く関係のない私個人のブログ、あ、違った、『Alog』です。
そもそも私がマイケル・ジャクソン氏の歌詞の和訳を始めたきっかけは、あちらのブログにも書いてある通り、映画『This is it』を見たのがきっかけです。元々彼の歌詞の和訳の中に、どうも『?』なものがあることは認識していましたが、それほど重要視していなかったのは事実です。しかし、あの映画を見て、彼が伝えようとしていたメッセージを改めて肌で感じ、これはなるべく多くの人にきちんと伝えなければと思い、あんなことを始めたのです。それは大変な作業ではありましたが、やればやるほど伝えるべき素晴らしいメッセージがたくさん詰まっていることに気づき、今ではやって本当に良かったと思っています。
そして、去年の11月、始めてから結局1年近くかかってしまいましたが、一応やると宣言したOff The WallからInvicibleまでの訳を終え、完了記念トークライブを行いました。その時のUstreamアーカイブが一部こちらに残っています。あの時私は確か、もうマイケルの訳は恐らくやらないだろう、と言いました。やって欲しいとおっしゃる方も多いのですが、ここから先は、それはもう私のすべきことではないだろうと思っています。というのも、私はマイケルの「世界を変えたい」という思いを形にする手伝いをしたいと思ったのであって、彼の作品全ての意味を知りたいというファン心理とはかけ離れた動機を持っているからです。彼の戦いは、我々が引き継がなければなりません。その意味で、メッセージを知ることが重要だったのです。
しかし、私はもうそれはあれでは十分だと思っています。あのサイトはあのサイトで存在し続け、新しいたくさんのファンが訪れ、彼のメッセージを知る手助けになるでしょう。私自身、あのサイトの訳が完璧だなどとは思っていませんが、多少違っていても、後は各自修正して理解していただければいいと思っています。目的は彼のメッセージを知ることですから、その意味では十分だという認識です。では、次に必要なことは何でしょう?
私はあのトークライブの時に、これから何をするのか、という質問をいただいた時、何かわわからないが、世の中を変える努力をしたい、という主旨の答えをしたと思います。これ以上マイケルの訳詞をしても世の中は変わらない、とも言ったかもしれません。その考えはあの時も今も変わらず、実は自分自身の言葉で何かを変えるべく、しばらく原稿を書いていました。
そこへ3月11日の東日本大震災が起きたのです。私が考えていたこと、それは、これからは言葉が力を持つ時代と考えていたのですが、それは脆くも吹っ飛びました。私は180度考えを変え、何かを変えられるとすれば、それは行動によってのみだと思い直しました。自分に何ができるかわかりませんが、とにかくやれることを見つけて動くだけ。難しい状況で空回りはするかもしれないが、その中で何か一つでもギアが噛み合えば、少し先に進むことができるかもしれない。それを公開することによって、また別の何かがどこかで生まれるかもしれない。そんな思いからこんなことを始めています。
私は、マイケルのメッセージを受け取った人の中には、同じように世界を変えようと願う人々がたくさんいるに違いないと思っています。そんな人々が、私のような凡人の空回りに触発されて動き出せば、きっと何かが起こせるのではないか、そんな気がしています。だから、もし共感していただけたら、ガンバレ、じゃなくて、自分もやったる、と思っていただけた方が嬉しいです。多分これから、あらゆる組織や局面で、こんなことはおかしい、という状況に出くわすでしょう。そんな時に、声を上げたり、行動を起こしたりできる人が一人でも多くいた方がきっと世の中は良くなると思います。だから、一緒に世の中を変えましょう。




