人生とはわからないものだ。いつ、どこで何があるか、そしてそれが将来何につながるか、その時点では全くわからない。しかし毎日を必死に生きていると、全ては何かにつながって行く。今までの経験を活かそうとすればするほど、それは何かにつながって行く。今までに出会った人を大事にすればするほど、それもまた何かにつながる。アップルのCEO、スティーブ・ジョブズ氏の有名なスタンフォード大でのスピーチに、「Connecting Dots(点と点をつなげる)」という言葉がある。それは正にそのことを言ったに違いない。私は彼とは比べようもなく平凡だが、それでもそれが真理だということはわかる。今の自分の状況を紡ぎ出した不思議な縁の数々、そしてこれから起こりうる数々の出来事。そんなことに思いを巡らせるに連れ、私はそれらを記録しなければいけないという思いにかられ、この文章を書き始めている。
これは基本的には私のA(Action=行動)ログだ。;Blogではなく、Alog。元々ブログというのはWeb Log(ウェブ上のログ)を短くしたものなので、敢えてAction Log(行動ログ)をAlogともじってみた。こんなものが誰の役に立つとも思えないが、ごく近しい人や、興味を持ってくれた人への行動報告のつもりで書くことにする。実は私はこれより以前、随分な時間をかけてある原稿を書いていた。それは私の様々な考えをまとめるものだったが、2011年3月11日の東北関東大震災で世の中はガラッと変わってしまった。それまでは、これからはアイデアこそが力を持つ時代と考えていた。何故なら、ネットのツールのおかげで、今ほどアイデアが広く迅速に伝播する時代はないと考えていたからだ。しかし、震災でそれは過去のものとなった。今や言葉やアイデアよりも、行動がより重要とされる。少なくとも私はそう思い、自分に何ができるか、何をするかに焦点を絞ることにした。必ずしも正しい行動ばかりではないだろうが、ありのままに淡々と記録したいと思う。まあ、要するにただの日記と言われれば、それもその通りなのだが(笑)。
さて、私がこれまでどんな点(dots)をつないできたかを簡単にご紹介したい。その方が、これからの読み物が面白くなるだろうと思うからだ。しかし、全部書いていると長くなるので、それは別に自己紹介としてまとめておくことにする。ご興味のある方だけお読みいただければ良いと思う。ついでに、こんなストーリーも過去に書いたのでもしご興味があれば。これは1979年からピッツェリア・マルターノという店をオープンするまでの物語だ。この中に登場するエンツォ・マルターノ氏との出会い以外は全て実際の私の話だ。この中で登場するナイル・ロジャースとバーナード・エドワーズのCHICの物語をソウル・サーチンという本に書いた音楽評論家の吉岡正晴氏とはその後出会いを果たし、現在に至るまで親交を続けさせていただいている。その時の不思議な出会いについてはこちらのブログに書いてある。吉岡氏との出会いも私にとっては大きな点(dot)の一つだ。それによって、ひょんなことからマイケル・ジャクソン氏の歌詞を和訳するブログを始め、それも今の状況に少なからず影響している。私自身、様々なことが巧妙に折り重なり、今の状況を作り出していることに驚きを隠せない。もしかしたら、今後もそうなのかもしれない。それを確かめる意味でも、自分の行動を記録しようと考えた。ここから先は全て完全ノンフィクション、リアルタイムで進行する一人の凡人のAction Log(行動ログ)だ。面白いか面白くないか、それは全て私の行動次第(笑)。




